老後破産の危険度が増す3つのパターンをご紹介。早めの対策こそ重要です!

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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。

突然ですが、今年で私の母親は80歳、妻の母親は72歳になります。(どちらも父親は他界)

私の実家は電器屋だったのですが、両親は死に物狂いで働き、住宅ローンを返済済みで母親は今は少ない年金でうまくやりくりしています。妻の母親は国民年金のみで団地住まいですが、お金の問題もあり72歳の現在も体は元気なうちはと働き続けています。

元気に働く義母を見て尊敬しますが、私だったら絶対に働きたくないですね・・・。

今回は老後破産の危険度が増す3つのパターンについてご紹介します。

老後破産の危険度が増す3つのパターン

そもそも70歳以上の保有資産は思ったよりもかなり少ない

70歳になると妻の母親のような例外を除き、ほとんどの人が年金のみの生活になります。

70歳以上の平均保有資産は1,314万円(2人以上世帯)ですが、世間の平均である中央値では460万円しか保有資産を持っていません。この試算は現金以外の有価証券なども入った金額になりますので、正直いってかなり少ないという印象ですね。

総務省「2019年家計調査報告(家計収支編)」によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)の可処分所得は約21万円。一方で支出は約24万円になっているので、普通に生活していくだけでも毎月3万円、年間36万円の赤字。資産が仮に現金で460万円あったとしても、およそ12年程度で資産は枯渇します。

少しでもゆとりのある老後生活を送ろうとすると、毎月36万円の生活費が必要だといわれています。こうなると赤字額は毎月15万円にまで増大。3年も待たずに老後資金は枯渇します。

早い段階から支出をしっかりとコントロールし、資産を増やさないと老後生活が本当に厳しいものになる事が分かると思います。

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老後破産の3大原因

その①:年金収入が少ない

年金は、現役時代の努力の結果です。どんなに稼ぎ続けていても、年金を納付していないと老後はもらうことができません。特に自営業者の方は国民年金のみの為、年金にかわる資産を増やす準備を早い段階から行っていく必要があります

65歳での年金の平均受給額は14万7000円。元気なうちは働くことによって余裕がある生活を送れますが、貯金が300万円だけだとあっという間に底をつきます。老後は、働いて稼ぐ力が年々弱まるので、年金額が少ないことは破産するパターンとなる確率が高いです。

年金は50歳のタイミングで「ねんきん定期便」で今後の受給額の見込みの詳細が分かりますので、このタイミングで老後に向けた準備を始めるのも方法かなと思います。

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その②:貯金が少ない

資産が、売却しても売れなかったり二束三文の自宅だけだったりする場合、貯金が少ないと老後破産をしやすくなります。年金収入が少なければ、厳しいですが貯金に頼るしかありません。

貯金が少ないと思った人は、まず財産の棚卸を行って換金できるものはないか確認する事が重要になります。今はフリマアプリなどで簡単に不要なものをお金に換えられます。

不用品を廃棄する前に価値があるものかどうかをしっかりと確認し、お金に換えられるものを1円でも現金化していけるようにしていきたいですね。

その③:社会的孤立

いざというときに頼る人がいないと、老後であれば大きなリスクになります。

高齢者は、ちょっとしたことで体調を崩しやすくなります。外出をしないと体力がいっそう落ち込みますし、栄養バランスのとれた食事をしないと不健康になります。病気がちになれば、医療費がかかり、介護費が発生することもあります。

過去35年間で男性は約10倍、女性は約6倍も高齢者の一人暮らしが増加したというデータもあります。

孤立していると、人と話すことが極端に減少し、寂しさからオレオレ詐欺などに引っかかりやすくなります。

この事は我が家でも母親が1人暮らしですので、定期的に体調に変化がないか・身の回りに起こった出来事など何でも話してもらうようにしています。

重要なのは、親が元気なうちに出来る対策を実行する事だと思います。我が家は3人兄弟の為、相続でもめるリスクがある事を想定し、母親には

  1. 自筆証書遺言の記載完了
  2. エンディングノートの重要事項記載完了

上記は完了しています。ただ、自筆証書遺言は間違いが多いという話も聞きますので、今年中に公正証書遺言に変更する予定です。遺言書に何が書かれているかは不明ですが、自宅も保有資産も母親のものですので、母親が望むかたちで対応したいなと心から思っています。

また、エンディングノートは保有資産の口座番号・亡くなった際に連絡を取りたい人の連絡先など重要な情報も共有出来ますので、元気なうちに書けるところから書いてもらうことをおススメします。

まとめ

今回は老後破産の危険度が増す3つのパターンについてご紹介しました。

  1. 貯金が少ない
  2. 年金収入が少ない
  3. 社会的孤立

上記3つのうち、①・②は早めの対策である程度は乗り切る事が出来ます。ただ、日々の支出の管理をしっかりと行う必要があります。

ムダを極力排除し、本当に必要なものにお金を使う習慣を身につけ、豊かな老後を送れるようにしっかりと生きていきたいですね!

老後については下記の2つの本が非常に参考になります!

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

以上、ベンベンでした!

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