こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。
今回は、注目のFIREを達成するための考え方と、「FIRE」を目指すのに効率的な3つの投資商品の組み合わせについて紹介したいと思います。
そもそもFIREとは?
FIREは「Financial Independence, Retire Early」という言葉から作られた造語で、「経済的自立と早期リタイア」といった意味があります。
FIREは、投資をすることで経済的自立を果たし、早期リタイアを実現することをいいます。
FIREは億万長者を目指すのではなく、資産をできるだけ投資に回して、投資で得られた収入で生活することで、経済的自立を果たすことを目指すというものです。
最近では様々なFIREに関する著書が出版されていますので、参考にして頂ければと思います。
FIREの目的は、自分の時間を好きなことに使い自分らしく生きたいという、ポジティブなものであり、最近では米国を中心に「FIREムーブメント」と呼ばれるほどに注目され、それが日本を含む世界中で話題になっています。
FIREの必要資産額は「年間支出の25倍」
FIREするために必要な資産は「年間支出の25倍」といわれています。
もし年間支出が250万円だとするなら6,250万円です。
「年間支出の25倍」の根拠は、FIREを目指す人が守る「4%ルール」からきています。
これは、資産を年4%増やし、年4%ずつ取り崩せば、資産は目減りしないという、米国のトリニティ大学の論文「Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable(=リタイア後の貯蓄:持続可能な引き出し率の選択)」をもとにして生まれたルールです。
4%の根拠は米国株式市場が年7%で成長、インフレ率は年3%で推移しているので、毎年実質4%で資産が成長しているというものから来ています。
私も個人的には必要資産額の年間支出25倍の考え・株式市場の年間成長率4%は非常に納得出来ます。
FIREを目指すために、効率よい投資商品3選
その①:投資信託の積立で複利効果を生かしてお金を増やす
積立投資は、あらかじめ決めた金額を毎日・毎週・毎月などの決まった間隔で続けて投資することです。「ドルコスト平均法」といわれる投資手法になります。
1回ずつの投資金額は少額でも、毎月続けることでまとまったお金になります。
また、投資で得られた利益を再び投資に回すことで、複利効果を生かせます。
複利効果は、投資で得られた利益を再び投資に回すことで、その利益が新たな利益を生み出す効果のことです。長期間積立投資をすることで、複利効果をじっくり受けながら、お金を加速度的に増やすことができます。
積立投資で購入する商品は投資信託がおススメです。その中でも、なるべく広い投資先にまとめて投資ができるインデックス型(市場の値動きに連動することを目指す、手数料の安い投資信託)がおすすめです。
私のおススメは
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 楽天全世界株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim8資産均等
上記3点で実際に私も毎月積立て購入しています。運用成績も絶好調です。
その②:米国株の成長と株主還元でお金を増やす
株式投資で得られる利益には以下の3つがあります。
- 値上がり益(買ったときより値上がりしたタイミングで売ったときの利益)
- 配当金(会社が儲かったときに株主に支払う利益)
- 株主優待(会社が株主に渡すプレゼント)
配当金狙いであれば、おすすめは日本株ではなく米国株です。
米国株の中には配当金の金額を増やす増配を50年以上も続けている銘柄もあります。株主還元に積極的な銘柄に投資しておけば、お金も堅実に増やせる期待ができます。
そのうえ、米国株は四半期配当といって、3か月に1回配当金を支払うところが多くあります。日本株の多くは、年2回、半年ごとが一般的ですから、それよりもたくさん収入を得る機会があるのは、将来的にFIREして生活するときにもありがたいはずです。うまくタイミングをずらせば、毎月なにかしらの配当金をもらうことも可能です。
私のおススメする米国株銘柄
- ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)
- コカ・コーラ(KO)
- スリーエム(MMM)
- シスコシステムズ(CSCO)
- アッヴィ(ABBV)
上記5銘柄は30年以上の連続増配(JNJ・KO・MMMは50年以上!)をしており、営業利益率も20%を超えており、配当も2.5%以上ある超優良企業です。保有しているだけで値上がり益+配当金を着実にもらえる銘柄ですので、是非おすすめです。私も上記全て保有しています。
その③:不動産投資で効率よくお金を増やす
不動産投資とは、ワンルームマンションやアパートなどの不動産を購入し、それを貸し出したり売買したりして利益を得る投資です。投資信託の分配金や株式の配当金と同様、不動産投資で得られる家賃は王道の不労所得です。
不動産投資のメリットは、お金を借りて投資ができることです。
不動産投資は安定した不労所得を得ることが出来ますが、私は現状では投資する予定はありません。
理由として、
- 「空室リスク」
- 「物件管理の面倒さ」
- 「信頼できる不動産会社が分からない」
上記3点があるからです。
ただ、不動産投資そのものを否定している訳ではなく、私には合わないからやらないだけです。
まとめ
今回はFIREを目指すのに効率的な3つの投資商品の組み合わせについてご紹介しました。
- 投資信託の積立で複利効果
- 米国株の成長と株主還元
- 不動産投資
3つとも素晴らしい方法ですので、あとは自分の資金・性格などを考慮して決めて頂ければと思います。
ただ、いきなり始めても成功する確率は限りなく低いですので、まずは「生活防衛資金」(目安:生活費の半年分)を確保し、その上で上記3点の投資にとりかかれば成功確率は飛躍的にアップします。
FIREを目指して一緒に頑張っていきましょう!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以上、ベンベンでした!
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