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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。
9月21日は敬老の日でしたね。
テレビ朝日のニュースを見ていた際、老後に関するアンケートでセカンドライフを始めるまでにためておきたい金額が3,033万円という結果が明らかになりました。
アンケート結果について
- 日本生命が全国の男女7543人を対象にしたアンケート調査によりますと、約67%がセカンドライフに不安があると考えている
- ためておきたい金額の平均は3,033万円(前の年に比べて145万円増)
- 64%の人が「定年後も仕事を続けたい」と回答
- 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに老後の計画を見直した人は7.7%で、「生活費を節約する」のほか、感染対策のため「家のリフォームで個人の部屋を持つ」「田舎へ移住する」などの回答
老後2000万円問題の発端になった報告書について
- 2,000万円問題の発端は、金融庁の金融審査会がまとめた報告書
- 収入を年金のみに頼る無職世帯のモデルケースでは、20~30年間の老後を生きるために約2,000万円の老後資金が必要になる
- 総務省などが実施した調査によると、夫が65歳以上、妻が60歳以上の無職世帯における平均的な実収入は月額約21万円ですが、消費支出は26万4,000円ほどになる
- 毎月約5万円の赤字が出ることになり、30年間で、5万円×12カ月×30年=1,800万円の赤字が出る計算
この赤字分は貯蓄から補填する必要があるだろう、というのが報告書に書かれた内容
私もこの報告書を読みましたが、非常に真っ当な事を書いており、何故こんなに大きな問題になったのかが当時は理解出来なかったのを覚えています。
老後2000万問題のシミュレーションでの注意点
一般的に生活費の中で大きな割合を閉める住居費ですが、2017年の「家計調査年報」による支出の平均額のうち、住居費は夫婦世帯も単身世帯も月額1.4万円程度と非常に少ない金額になっています。理由として、現在の持ち家比率が高い事があり、今後はより老後資金が必要になる事が見込まれます。
①持ち家の場合
- この他にリフォーム費用が必要。
- リフォーム費用として300万円を確保しておくとすると、先ほど算出した老後資金と合わせて、夫婦の場合3,300万円、単身者の場合で2,300万円が目安。(内装材を張り替えると300万円程度、フルリフォームは数百万円から1,000万円程度必要)
②賃貸住まいの場合
特に賃貸の方は住居費の不足分も踏まえた老後資金が必要。
- 夫婦で家賃9万円のところに住んだとすると、その差額は7.6万円となり、老後の25年間で、約2,280万円必要。
- 単身者の場合、家賃7万円のところに住むと差額は5.6万円、25年間で約1,680万円。賃貸の場合、夫婦で5,280万円、独身者で3,680万円も必要になる計算
- 賃貸は引っ越しがしやすく、現役時代の負担を抑えられることがメリット
- デメリットは老後の負担が大きくなります。
- 高齢者は部屋で亡くなってしまうなどのリスクがあることから、老後は賃貸物件がなかなか借りられないことも懸念点。
老後資金がない人の割合・貯蓄額
- 2017年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、二人以上世帯で貯蓄がない世帯の割合は31.2%
- 年代別に見ても、20代~50代のいずれも3割程度の世帯が、貯蓄がないと回答
- 平均貯蓄額は、二人以上世帯で1,151万円、単身者世帯で744万円、しかも世帯の貯蓄額の中央値は、二人以上世帯で450万円、単身者世帯で50万円とほとんどの世帯で必要な老後資金に足りていない状況
老後資金確保の為、早期に投資で資産運用の必要性
老後資金として貯蓄が必要なことを理解していても、現実的には貯金だけで老後資金として必要な額を貯めるハードルは高いです。
今あるお金を運用することも合わせて考えていく事が必要になります。
【現在40歳で貯蓄がない人でも、月5万円を25年間・運用利回り6%にて試算した場合】
月に5万を25年に渡り投資し、複利で運用すれば34,649,699円になります!改めて日々コツコツと積み立てる重要性を感じますね。
長期投資におすすめな投資先
まだ投資経験の未熟な私が指摘するのもおこがましいですが、
- 個別株でリスクを取るよりも
- 信託報酬(経費率)が出来るだけ低く
- 運用資産が多く・順調に増加している
- 日本よりも世界(特に米国中心)に分散している
上記4点を抑えた投資信託・ETFを投資する事が必要と考えます。
特におすすめな投資信託・ETFとして
おすすめ投資信託
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)→特におすすめ!
- SBIバンガード・S&P500
- 楽天・全米株式インデックスファンド
- 楽天・全世界株式インデックスファンド
おすすめETF
- VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF)→特におすすめ!
- VOO(バンガード・S&P500 ETF)
- IVV(iシェアーズ・コア S&P500 ETF
上記であればどれも経費率が低く、低いリスクで資産の最大化を狙えると考えています。
私もeMAXIS Slim米国株式・楽天全世界株式インデックス・VTIを毎月積み立てています。
まとめ
老後2000万問題より、年金減額・税金負担増もあり老後資金の意識が高まっています。
私も3年前の新居購入時、貯蓄ゼロのフルローンでした・・・。今考えればゾッとします・・・。まだ資産は少ないですが、毎月確実に増加する資産額を確認し、自信が付いている事も実感しています。
もし、まだ貯蓄金額がほとんどない方は一日でも早く証券口座(出来ればネット証券で)を開設し、少額からでも積み立て投資を始める事をおすすめします。
世界の人口は2050年に90億人になる見込みです。世界の成長に投資し、老後資金を一緒に増やしていきましょう!
以上、ベンベンでした!
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