こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。
私は「50歳でのセミリタイア」を目指し、米国株を中心に資産を運用を実施しており、現在はまだ1,200万程度ですが、コツコツと資産を積み上げていっている状況です。
資産運用を始めて本当に思ったのは「年収の額が多いより貯蓄額が圧倒的に重要」という事でした。
今回は貯蓄の重要性について考察したいと思います。
年収の額が多いより貯蓄額が圧倒的に重要について
貯蓄力があることでうまれる3つのメリット
貯蓄力があれば苦しまずに自然にお金が増やすことができる
貯蓄力が備わっている人は苦しまずに自然とお金を貯める方法を知っています。
これは自然と身につく人もいれば、自覚的に身につける人もいますが、自然とお金を増やせる人は本当に幸せな人だなと思いますね。
いずれにしても貯蓄力があることで人生で困ることはまずないというのが私の考えです。
貯蓄力があれば借金をせずにすむ
借金というのは、つまるところ今手元にお金が足りないから「未来の自分の収入」を元にしてお金を借りるわけです。
貯蓄力のある人は必要なお金を事前に貯めておくことが可能ですから、借金をしなくてすむか、するときも借入を少なくして返済を減らすことができるので、結果的に人生で数百万円から数千万円トクする可能性があります。
私も35年の住宅ローンを抱えていますが、ローンがないのは気持ちの安心感が全然違います。
貯蓄力がある人はリスクを取って運用ができる
これは特に私が言いたかったことになります。貯蓄できる人は、運用で少し損失が出ても貯蓄力でカバーして再チャレンジできるので、資産運用をする際にも有利になります。
当然リスクを取ってうまくいけば大きく増やすチャンスもあるわけですので、この点でも有利になります。
私の直近の最大の悩みは「現金の少なさ」です。現金がないことで投資したい銘柄・投資信託・ETFがあっても仕掛けることが出来ない為、結果的に大きな運用益を上げれないジレンマを抱えています。
貯蓄力を鍛えることが非常に重要であると本当に感じています。
貯蓄力を高める方法について
貯蓄力の計算方法
【貯蓄力】= 貯蓄額 ÷ 年収
上記式を例に、年に20万円貯められる人が年収500万円であれば貯蓄力は0.04(4%)ですが、これが貯蓄力がある人になれば0.20(20%)くらいになります。
貯蓄力を高めるには、以下の2つのアプローチが必要になります。
①収入を増やし、生活費はそのまま
転職等のキャリアアップや副業などによって、年収を引き上げることで貯蓄力を高めることができます。
ただしこの場合は生活費が変わらなければの話です。人間は不思議なもので、収入が増えれば支出も増加する傾向にあります。
このような状況を回避するために、夫婦で共稼ぎすることで収入を増やすといったことも重要なことになるのかなと思います。
②収入はそのままで、出費を減らす
もう1つのパターンは収入を増やすのは難しいが、出費を減らすことで貯蓄力をアップさせようというものです。
我が家の2021年度は出費を減らす事から始まりました。昨日の投稿にも記載しましたが、
- 自転車通勤にし、通勤手当を少しでも家計の足しにする(約9,000円)
- スポーツジムの月会費(約8,000円)の退会
- 娘の為にならない新体操の習い事カット(約8,000円)
このような取組みを夫婦共働きとセットで実施していく事で、貯蓄力も高まっていくと考えています。
不思議なことなのですが、「貯蓄力は年収とは必ずしもイコールではありません。」
年収が450万円でも50万円貯められる人はいますし(貯蓄力0.11)、年収が1,000万円近くあっても年に20万円も貯められない人がいます(貯蓄率はなんと0.02にしかなりません)。
年収があまり高くないからといって貯蓄力がないと思うのは早計です。自分なりの貯蓄力作りを考える事が必要があるなと本当に思います。
貯蓄力を作り出すコツ
自動化する仕組みをつくる
貯蓄力は自然に湧いてきたり、給料日前の困った時に増えるものではない為、貯蓄力を自動的に発揮させる工夫をする必要があります。
私のおススメの方法ですが、毎月1万円程度の無理のない範囲で積立貯蓄や積立投信を始めることです。
その時、給料日直後に引き落とすことにより、残りの給料で生活する習慣が身につきます。
とにかく「自動化」することが貯蓄力発揮のポイントということになります。
口座を増やすことで貯蓄額を維持する
簡単におろせる口座にお金が残っているとき、貯蓄力をキープすることは至難の業ですので、定期預金にするか、別の銀行に移します。おろすのが面倒なほどよいです。
株や投資信託を買うときに開設する証券口座はかなりおろすのが面倒なので最適ですね。私も証券会社に入っている投資資金はおろさないようにと自分で心に決めています。
また、他の方法として、SBIネット銀行では5つまで項目別口座を作ることが可能です。これは目標金額に対して一目で進捗も把握でき、非常におススメな貯蓄口座になります。
我が家では、
- 住宅ローン繰り上げ返済用
- 海外旅行費用
- 子どもの教育費
上記3つにて口座をつくり、今後は目標金額に向けて一歩ずつ貯蓄を頑張ってきたいと思っています。
ちなみに上の図は全く関係ありません・・・苦笑
安く買うことを楽しむ
生活コストを安くすることができれば、その分貯蓄力がアップしますので、「楽しく安く暮らす」ことがおススメです。
たとえば、閉店間際の安売り・半額セールを活用して、いつもの食事より質は高く値段は安く工夫することで毎日の買い物も楽しいものに変わります。
ケチるのではなく、前向きに楽しく安く暮らしてみるのも面白いですね!
まとめ
今回は年収の額が多いより貯蓄額が圧倒的に重要について考察しました。
年収については800万円を超えると幸福度は上昇しないというデータがあるように、収入が増えると物欲が必要以上に高まり、支出金額が収入を超え貯蓄出来ない状況になるケースも多くあります。
今回貯蓄力を作り出す3つのコツである
- 自動化する仕組みをつくる
- 口座を増やすことで貯蓄額を維持する
- 安く買うことを楽しむ
上記3つは誰でも実践できる内容ですので、出来ることから始めて頂ければと思います。
人生100年時代といわれていますが、いつまで健康でいられるかは分かりませんので、健康管理を十分に行っていきながら、貯蓄に励み豊かな老後と楽しい生活を家族と過ごしていきたいと思いました。
最近読んだ最もおススメの本です。是非時間のある方は読むことをおススメします!
またお金に関心が高まった方は漫画なのでこの本が理解しやすいですよ!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以上、ベンベンでした!
コメント
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