こんにちは、私は50歳でのセミリタイア実現を目指していますが、今回はリタイア後を考え、どのようなポートフォリオで資産運用をすればよいだろうという事をご紹介させて頂きます。
40代がポートフォリオを考える際の投資理論について考察
資産運用でポートフォリオを考える40代の状況とは?
40代の会社員は、20代や30代の時と比べて会社での地位も上がり、仕事も安定してきて収入が上がってくる時期になります。
プライベートでも、マイホームの購入や子供の成長などもあり、人生に少しゆとりが出てくるころのような、厳しくなるようなという時期だと思います。
そんな40代の方が、20代30代の資産運用時期と比べたときの違いとしては、
- 退職までの投資期間が少なくなっている
- 退職、リタイアが視野に入ってくる
やはり、30代までと異なり、残りの会社員生活が20年を切った事を踏まえ、どのようなポートフォリオを組むのがよいか逆算する必要があります。
40代が資産運用する際、ポートフォリオを考える際に知っておくべき投資理論
理論①:長期で最も上昇するのは株式である
【ウォール街のランダムウォーカーから抜粋】
これは1801年から長期投資における株、債券などの金融資産のトータルリターンを比較した図です。米国株の優位性を説明する際に良く用いられる図ですね。
歴史的に株式のリターンは、金や債券などの他の資産に比べて圧倒的に上昇するということです。
私もこの図を本で見てから、株式を軸に投資をする事を最優先で決めています。
理論②:株式投資に重要なのは時間である
40代の資産運用でも、十分に時間をかけて投資することが可能です。特に株式投資は、時間をかけることで勝率が高まります。
上記もウォール街のランダムウォーカーからの抜粋になりますが、米国市場で1950年から2013年の間で、株式投資をした場合の年平均のリターンを示したものです。
この表を見ると15年間株式を投資していれば、どの期間に投資したとしても、最低で年率4.21%のリターン。損失を出すことはなかったということですね。
これは私も衝撃でした!この表で私は絶対に米国株を15年以上、長期・積立て・分散投資で保有し、セミリタイア資金しようと決意しました!
理論③:リターンの9割は資産配分で決まる
銘柄選択やタイミングが投資に影響するのはわずか10%、リターンの9割は株式と債券の資産配分で決まるということがわかっています。
投資先にはREITや金などの様々な商品があり、投資先として検討するメリットがあると私も分かってはいるのですが、自分に自信のないことには取り組まない事を決めているので、まだしばらくはREIT・金・仮想通貨に投資する予定はありません。
理論④:債券を組み入れた方が、値下がり幅が小さい
債券は資産全体の値動きをマイルドにするメリットがありますので、2000年以降ではITバブル崩壊・リーマンショックなどの株価下落局面で株式のみで運用するより高いリターンを得る事が出来ています。
特に投資期間が短い方は、焦る気持ちも分かりますが、債券をポートフォリオに入れる事で資産の目減りが少ないような運用をした方が良いと私は考えています。
ベンベンが考える40代の資産運用。おススメのポートフォリオ
- 株式の比率=120-年齢
巷のFPの方は100ー年齢で株式比率を段階的に下げながら、債券・金などの比率を高めるような内容をよく見かけますが、
- 金融機関の金利が今後も上昇する見込みがない
- 年金も長期的には確実に減額される
- 働く期間がこれまでより確実に長くなる
現在の状況で、人生100年時代という長生きが見込めるなかでは、株式比率を120まで高め、出来るだけリスクを取りながら資産を最大化する事をおススメします。
ちなみに、私は43歳の為、120ー43歳=77%という株式比率になり、資産運用をする際、この比率を常に頭に入れながら投資を進めています。
ベンベンおススメの投資商品
私は「コア・サテライト戦略」で「コアは投資信託・ETFでの長期・積立て・分散」、サテライトは今後成長が見込める米国での注目企業での値上がりを狙う戦略です。
コア投資:投資信託・ETFでの長期・積立て・分散
【投資信託】
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等)
- 楽天全世界株式インデックスファンド
- セゾン・グローバル・バランスファンド
投資信託では上記4つは長期・積立てすれば確実に利益を出せる商品です。
特におススメはeMAXIS Slim米国株式です!私もこの投資信託で20%程度の含み益が出ています!
【ETF】
- VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケット)
- VHT(バンガード・米国ヘルスケアセクターETF)
- BND(バンガード・米国債券市場ETF)
ETFは全てバンガード社にて積立て運用していますが、特にVTIは米国全体の株式銘柄に投資出来るので、初心者にも絶対におススメ出来るETFです!
サテライト投資:米国株式にてETF・個別株のスポット購入
⇒ETF:QQQの株価が下落したら、スポット購入(目安は280ドル前後)
⇒個別株:バイデン大統領誕生に伴い、ベンベン注目の個別銘柄
・ネクステラ・エナジー(NEE)
・スクエア(SQ)
・ビヨンド・ミート(BYND)
・ショッピファイ(SHOP)
・ドキュサイン(DOCU)
コア投資が全体の80%程度を占めており、今後もこの比率は70%以下にならないようにキープしていきますが、サテライト投資で未来の成長企業に投資するのも夢があって楽しいと思っています。
特におススメはネクステラ・エナジーとショッピファイです!
まとめ
今回は40代がポートフォリオを考える際の投資理論について考察しながら、私の考える投資方針についてご紹介しました。
人生100年時代といっても、健康寿命(元気でいる年齢)は男性73歳・女性79歳ですので、40代をどのように過ごすのかは非常に重要です。
今回ご紹介したポートフォリオはあくまで私の考えではありますが、一つの基準として参考にして頂ければと思います。
何度もブログで申し上げていますが、株式投資で成功する条件は相場下落局面で退場しない事です。相場は日々上下に乱高下しながら長期的には着実に上昇していますので、今後も人口増加が全世界で継続されるなかで、株式を軸にした投資を実施し老後資金を着実に増やしていきましょう!
ただ、投資をするにあたり、与沢翼氏も言っていますが、個人の総資産を把握する事が重要ですね。我が家でも最近の合言葉は「家計の見える化」です!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以上、ベンベンでした!
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