【書評】FIRE関連の2冊を読んだ感想と、50歳までのセミリタイア実現に向けた思いをまとめました!

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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。

私は50歳までにセミリタイアを目指しているのですが、すでにアーリーリタイアを実現している方々はどのような事を考え、実行していたのかが気になりFIREに関する2冊を読みました。

今回は「FIRE最強の早期リタイア術」クリスティー・シェン著「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」穂高唯希著についてまとめました。

FIREとは

①近年アメリカで流行している概念で、生活費の節約と収入の多様化、投資を活用することで、できるだけ若いうちにフルタイムの仕事をリタイアして、心から自分が望んでいる人生を送ろうというライフスタイルのことを指します

Financial IndependenceとRetire Earlyの頭文字からFIREと呼ばれており、日本でもFIRE関連の書籍が多数出版されています

③日本全体にFIREという概念が浸透しているかと言われればまだだとは思いますが、9時~18時のフルタイム労働を卒業し、自由なライフスタイルを若いうちに謳歌したい!と考える人はこれからどんどん増えてくるはずです

④それに従って、日本でもいずれは“FIREムーヴメント”が到来する時代も近いのではないかと思います

今回読んだFIREに関する2冊について

「FIRE最強の早期リタイア術」クリスティー・シェン著

全米で話題! 若手エリートがこぞって取り入れているライフスタイル、早期リタイアして自由に暮らす生き方「FIRE」。ニューヨーク・タイムズ、CNBC、ハフポスト、CBC、ビジネス・インサイダーなどで話題のFIREムーブメントの第一人者が早期リタイアについて知りたいことを全網羅しています。

「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」穂高唯希著

人気ブログ「三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた」の著者が、
実践した資産形成の手法と背景にある投資哲学を徹底的に解説しつつ、
再現性が高く真似しやすい手法と投資戦略をまとめた完全書き下ろしです。

「FIRE最強の早期リタイア術」クリスティー・シェン著の感想

良かった点

「持ち家or賃貸」に決着をつける計算式など具体的な数字をもとに文章がまとめられており、私のように35年の住宅ローンを抱えている人間にとってはそれが良かったのかがよく理解出来ました

タネ銭を減らさないための「4%ルール」にて資産形成だけでなく、その後の資産を維持しながら長期的な運用を行う方法もしっかりと記載されており、非常に分かりやすかったです

何かあった時のための鉄壁バックアップ術にてもし相場が急激な下落をした際のポートフォリオの運用方法について筆者の経験から具体的に記載されています。筆者はリーマンショックも経験しているので、危機的状況に対してどのように行動するかがよく理解出来ました

気になった点

この本の著者が非常に高収入であり、子供もおらず夫婦で計画的に資産を増加していた事は理解出来ますが、私のように妻がパート勤務・子供もいる家庭では筆者の考えを理解出来ても同じように実行する事は不可能だと感じました。ただ、内容についてはすぐに実行出来る事も多く記載されており、今も定期的に読み返しています。

「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」穂高唯希著

良かった点

著者が伝えたいのは株式投資を継続することによって雇われのサラリーマンであっても経済的自由(働くのか働かないのかを選択できる自由)を達成できるという事で、どのように運用すれば実行出来るという内容まで具体的に記載されている

FIREを実現するためには、30歳までに達成するといった時期を含めた具体的な目標を設定し、目標に向けてどのように日々を過ごす事が重要かがよく理解出来ました

気になった点

高配当株へのインカムゲインに終始している印象があり、直近もWBK(15%減配)、RDSB(66%減配)、HSBC(1年無配)、Jリート(8963:インヴィンシブル投資法人:98.3%減配!)等を大幅にポートフォリオに加えているにもかかわらず、大幅減配・無配転落について、本書で触れていない事です

高配当株投資のメリットは理解出来ますが、資産増減に全くの無関心であることについてごく普通の個人投資家ならば、「資産総額」の増減と「インカムゲイン」の総体で投資成績を測るのは当然のことで感じるので違和感はありました

著者が三菱関係企業に就職し高収入である事であり、多くの収入を貯蓄にまわせる限られた方々に向けた資産形成の本であると感じました。ただ、いつまでにFIREを達成するという目標設定が重要な事は私も非常に納得しましたし、読んで非常に良かったと感じました。

まとめ

今回はFIRE(早期リタイア)を実際に実現した方が出版した2冊の本について私の感想をまとめました。

どちらの本も非常に分かりやすく、FIREに興味がある方は是非読む事をおすすめします!
私は「FIRE最強の早期リタイア術」の現金シールドと利回りクッションを理解し実行すればリーマンショックのような危機があってもどっしりと構えていられるなと思いました。

ただ、私はこの本を書いた二人の著者のような資産を持っていないので、日々の生活から少しづつ節約する事、節約した出来たお金を投資に回す事を考えながら、着実にFIRE(私はセミリタイアですが)達成に向けて取り組んでいきたいなと感じました。

50歳までに最低目標として3000万、投資の最大化・節約の実行によって最終目標5000万を目指したいと改めて感じました!

是非FIREに興味のある方は読んでみて下さい!

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

以上、ベンベンでした!

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