ロスジェネ世代のベンベンです。
最近ではFIREという言葉が少しずつ定着してきていますね。「FIREとはFinancial Independence,Retire Earlyの略」で、投資などで経済的自由を得て早期退職を目指す生き方のことで、欧米の若者から広まってきて、日本にも徐々に広がりを見せています。
私も50歳でのセミリタイアを目指すなかで、FIREを目指すリスクと4%ルールについて考察したいと思います。
FIREを目指すなら抑えておくべき「リタイア後のリスク」と「4%ルール」について
FIREを目指して日々の生活から節約を心掛けるなどは素晴らしい事ですが、今の会社が嫌だからとか、ただ働きたくないという理由で無計画にFIREをしてしまうと失敗する可能性が高いです。
FIREを実現する前に考える事
リタイア後の明確なビジョンをもつこと
「●●歳までにリタイアする」という目標が決まったら、リタイア実現までに自分がリタイア後に実施したい事を試しに実践してみる事をおススメします。
FIREを実現した人のなかには、やる事もなく不安になり結局ふつうの生活に戻った方も多くいます。
失敗した人に共通するのは、「FIREを達成する事が目的になっている」ので、FIREをした後、一気に気持ちが後ろ向きになる傾向にあるようです。そのような状況にならない為に、リタイア後にしてみたかった事を試しに実践する事です。
私は株式投資・読書は今後も継続した趣味で考えていますが、セミリタイア後には時間がなくてなかなか出来ないことにチャレンジしたいです。具体的には
- 海外旅行(今までいった事のないドイツ・スペイン・アメリカなど)
- 九州以外の景色のきれいな様々な場所を1週間かけて訪れる
- 今まで訪ねたことのない土地の美味しい料理を食べ歩きたい
- コーヒーを飲むことが大好きな為、UCCのコーヒー学校に参加し、コーヒーの資格を取得する
- 時間を気にすることなく、好きな映画・音楽を心ゆくまで堪能したい
思いついたのは上記ですが、まだ私も具体的ではないですね・・・。セミリタイア目標まであと7年ありますので、これから時間を見つけて考えていきたいと思います。
特にコーヒーは大好きなので、非常に興味があります。毎日、自分で淹れた美味しいコーヒーを堪能できると考えただけで幸せな気分になります!
FIRE後に心配にならない周到な準備を実施する
- 会社員・公務員の方なら、『厚生年金が減っても老後は大丈夫か』
- 『子供が生まれても教育資金は足りるのか』
- 『親が介護になったらどうする?』
このような事がFIRE後のリスクになると思います。将来における自分の家計のリスクを「見える化」し、FIREを実現した後に不安にならない準備が非常に重要になりますね。
FIRE達成の目安「4%ルール」について
FIREブームを生んだアメリカでは、FIRE達成の目安として「4%ルール」があります。これはリタイア後の年間支出の25倍の資産を築けば、年利4%の運用益で生活費を賄えるという考え方で一つの基準として参考になります。
例えば支出が月に10万円で年間120万円なら3,000万円を年利4%で運用すれば、理論上はずっと生活できることになりますが、子供がいる家庭で月10万の支出で生活するのは現実的ではないですよね。
我が家も昨日の投稿で月の支出額が34万円でした。
この試算でいくと
月34万×12か月×25倍=1億200万!!!
これは厳しいですね・・・。ただ、これはあくまで目安ですので、日々の節約の実践・今後の株式投資の比率をリスクを抑えながら高め、残り7年で目標5,000万を達成したいと思っています。
FIRE達成に向けた重要なこと
- 『支出を抑える』
- 『貯める』
- 『運用する』
上記3点が必須になってきますが、そのなかでも『支出を抑える』が最重要になります。支出が抑えていないと毎月赤字でバケツに穴が空いているような状態ですので、これでは全くお金が貯まっていきません。やはり家計の「見える化」が必要になります。
『貯める』と『運用する』は私のなかでは連動していて、毎月の生活費から10万円を先取り貯金で無理やり貯め、そのお金を元手に投資信託・ETFで運用していっています。
まとめ
今回はFIREを目指すなら抑えておくべき「リタイア後のリスク」と「4%ルール」についてご紹介しました。
千里の道も一歩からです。まずは自分が理想とするライフプランと向き合ったうえで、選択肢の一つとしてFIREへの道を歩み始めるのが重要ではないかと思います。このように老後資金をエクセルで「見える化」する事もおすすめします!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以上、ベンベンでした!
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