子ども1人かかる教育費について考察、事前準備の重要性を改めて実感!

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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。

我が家にも娘が1人いますが、子供の教育費は悩ましい問題ですよね。

今回は子供の教育費について考察したいと思います。

子ども1人かかる教育費について

下の表は一般的にかかる子供1人あたりの教育費になります。

この表でいくと、全て幼稚園から大学文系まで私立にした場合、2,531万円もかかります!衝撃ですね!

標準的な家庭では

  • 中学までは公立として403万円
  • 高校大学が国公立であれば674万円
  • 高校大学が私立(文系)であれば993万円

これでいくとやはり1人あたり1000万~1400万円はかかると考えた方がよさそうです。これに大学生で遠方に一人暮らしをすると家賃+生活費を月7万円補助した場合、

7万×12か月×4年間=336万円が追加でかかります。これも男の子がいる家庭は考える必要があります。

モデルケースとして子供3人いる家庭でシミュレーション

【モデル家族】

  • 家族構成:父親(42歳)、母親(40歳)、小学4年生と小学2年生の姉妹、保育園年長の長男
  • 世帯年収:633万円(共働き)
  • 貯金額:250万円

【モデル家族の年収・教育費の具体的なシミュレーション例】

このシミュレーションだと、長女が大学入学まで手取りにしめる教育費は30%以下でしたが、長女の大学入学より一気に60%以上まで拡大しています。長女と次女の大学入学が重なるタイミングでは85%まで拡大しており、想像しただけでゾッとする内容になっていますね・・・。

一般的に教育費が最も必要になるのは受験~入学の時期です。受験塾、受験費用、併願の学校への入学金納付、進学する学校への納付、さらに中学や高校では制服代もかかる場合があります。

最も厳しい大学進学費用の貯め方

以下は大学初年度にかかる費用になります。

上記の表によると私立大学(文系)に進学する場合、初年度に247.1万円、2年目以降は152.1万円が必要です。

そのため大学進学が決まるまでに、2年分の金額(約400万円)を貯めることを目標にすることが重要です。3、4年時に必要な304万円は、大学入学後に貯めるつもりで考えてみてもよいと思います。

大学入学2年間に必要な400万円は高校3年までに貯める

400万円という金額は大きいですが、小学校入学時から月々3万円を貯金すると。高校3年生の4月の時点で400万円貯まることになります。

大学3,4年に必要な約304万円は、高3から大学3年までの4年間は年間76万円(月々約1万6000円)を貯めていけば大学費用を在学中に支払える計画が立てられます。

我が家は子供が1人ですので、このシミュレーションをベースに積立て貯金すれば大学までの教育費は捻出出来そうなので、やる気が湧いてきました!

もし3人子供がいる場合はそうはいかないので、以下のように計画を立てる必要があります。

  • 長女:小4から高2の8年間で貯める
  • 次女:小2から高2の10年間で貯める
  • 長男:年長から高2の12年間で貯める

3人全員に400万円を準備するために必要な貯金額を年数で割ると、年間124万円、月々10万円。ちょっと厳しいなというのが本音ですね。

ただ、いつのタイミングで最もお金がかかるかを先ほどのシミュレーション表から試算しておけば、十分に備えることが可能です。

ぜひ、各家庭で子どもたちの受験期がいつにくるか、兄弟で重なるか、ということを書き出してみてください教育費のピーク期が分かり、その時期までにいくら必要になるかということが考えやすくなります

効率的な貯金を実現する3つの方法

必ず貯まる仕組みを作る

“毎月あまった額を貯めていく貯金”では、大学進学など必要なタイミングに目標額を達成できなくなる可能性が高くなります。教育費は給料日の翌日に自動振替を設定するのがおすすめです。

「給料ー月に貯める(積み立てる)お金=生活費」

この式を頭において生活する事がお金を貯める重要な方法です。

資産運用も活用する

預金では利息がつかないので、積み立てNISA・iDeCoを使って積立て投資をすることが最もおススメです。私はどちらも最大積立金額で活用しています。

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ただ、投資は自己責任でありマイナスが発生するリスクもありますので、貯金のすべてを資産運用に回すのではなく、貯蓄額の3分の1など一部を運用に回すようにしましょう

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家計を見直して支出を減らす

収入が増えなくても貯蓄を増やす方法は、家計改善をして支出を減らすことです。

特に、保険、通信費などの固定費を見直すことで大幅な支出減となることが可能です。教育費をきっかけに、家計の見直しをしてみましょう。

教育費と合わせて老後生活も考える

多くの場合“教育資金の山を超えたと思ったら老後が目前に迫っている”という事です。

先行きの不安を軽減するためには、プランを立てることが効果的です。

  • 住宅ローンがある人は、いつ払い終えるのかを確認する。
  • 年金は、65歳からいくらもらえるのか、年金定期便で確認する。

教育費の山が終わったら、それまで教育費に回しておいた分を貯蓄に回すこともできるので、その時点から老後資金を補てんすることも可能です。

教育費も老後の資金も実際に必要になりそうな数値を出して、少しずつでも備えておくことでいざというときにあわてないで済みます。

やはり老後も教育費も事前準備が最も重要なことが本当に分かりますね!

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まとめ

今回は子ども1人かかる教育費についてから、教育費の貯め方などをご紹介しました。

子どもがいると本当に心が癒されますが、お互いが不幸にならない為に必要な金額をライフプラン表で見える化し、設定した目標に向けてコツコツと資産を増やす事が地味ですが最も確実な方法になります。

私は今の仕事は過酷で、とても定年まで勤めれる自信がないので、50歳でのセミリタイア実現に向けて毎月の家計の管理・ムダの排除を妻と協力して進めています。

セミリタイア・アーリーリタイアを考えている人はこの本を読むとモチベーションが上がりますよ!

豊かな老後・子どもの健やかな成長には妻の協力は不可欠です!もし、将来の話し合いが出来ていない方は週末の空いた時間でしっかりと話し合う事をおススメします。お互いの考えが一致すれば、日々の節約も楽しいものになりますよ!

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

以上、ベンベンでした!

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