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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。
私は日々の投稿にて「長期・積立て・分散」投資を推奨しています。
今回は分散投資のメリット・デメリットについて考察した内容をご紹介致します。
分散投資のメリットとデメリットとは?
分散投資のメリット
分散投資の大きなメリットは売買タイミングを気にしなくて済むということです。
1つの銘柄や資産に集中投資するとなると、どうしても売買タイミングが重要になります。価格変動があるので高値掴みしてしまうことがあるからです。分散投資では長期的な値上がりを期待して投資を行うので、売買タイミングを気にしなくても済みます。
資産や地域を分散して、時間も分散(ドルコスト平均法)すれば、世界経済の成長を利益に変えることができます。
株式のように短期的には価格変動が大きい年があっても、10年〜20年以上の長期で運用を行えば、安定した利益を得られる可能性が高まります。
特に米国株は15年以上の期間、運用すれば統計上は損をしないというデータもあります。
分散投資のデメリット
大きなデメリットは、短期間で大きな利益をだすのが難しいことです。分散投資はリスクを減ることになりますが、リスクが減ればリターンも減るということになります。
これは私も実践しているので感じていますが、着実に資産が増加していることも感じる事が出来ますので、忍耐強い人にはおススメの投資法になります。
例えば、個別株を1銘柄保有していて1年で2倍にまで値上がりした場合、利益がそのままもらえますが、10銘柄に分散していた場合は、利益率は10分の1、つまり全体として10%分の利益しかでないことになるので、リターンが減る代わりにリスクも減らす事が出来ると思って頂ければと思います。
分散投資方法①:地域の分散
世界全体に投資し、日本に偏重しない
地域の分散とは、今後も人口増による成長が見込める米国や欧州圏、あるいは高成長の途上国などにも目を向けて投資することです。一つの国に集中投資すると、その国の経済が破綻、株・債券の大幅下落することにより大きな損失が出ることもあり得ます。
長期的には、世界経済は全体として成長します。例えば、国際通貨基金(IMF)は、2021年に5.5%、2022年に4.2%の成長を遂げると予測しています。
【世界経済見通し(WEO)による最新の成長率予測】
上記の表で見ると、やはり日本の成長は世界全体より低いです。米国・新興国への投資を継続出来れば日本のみに投資するより世界全体の投資の果実を摘み取る事が可能です。
一つの国への集中投資はリスクが高い
余剰資金はもっぱら円預金しかしていない人も含め、日本国債や日本株のみへの投資は、日本への集中投資にほかなりません。
日本は、将来的には少子高齢化による人口減少、国際的な競争力の低下が確実ですので、日本経済が縮小するリスクに備える必要があります。
私は日本株については、業績が良く・株主優待があり・配当利回りの高い下記銘柄しか保有していません。
- KDDI
- オリックス
- ヤマダ電機
- ライザップ(※この企業のみ中長期での成長を期待して保有)
特にKDDI・オリックスは優待もカタログギフトで長期保有でランクアップもするので超おススメです!
現在ではVTのようなETFを購入すれば手軽に世界に分散投資を行うことが可能ですし、私も保有している「楽天全世界株式インデックスファンド」であれば、これ一つで全世界に投資する事が可能です。
分散投資の方法②:時間の分散
資産を購入するタイミングの分散
資産を購入するタイミング(時間)を分散するのも有効な方法です。資産の価格は日々動いているので、まとめて一回で購入するよりも、時期に分けることで高値づかみを回避できます。
私も経験しましたが、昨年のコロナショックのような株価下落局面が発生すると、そのことがずっと気になり、その結果、株価が下落しきったところで狼狽売りしてしまうものです。
株価の動きが分かるのであれば、分散する必要はなく、集中型で購入するほうが合理的ですが、正確に相場を予想するなんてできるわけがありませんので、誤った判断で集中投資すると、高値づかみや狼狽売りをしてしまう、なんてことも十分あり得ます。
万人におススメの「ドルコスト平均法」は意味があるのか?
ドルコスト平均法は時間を分散して購入する方法になります。
株が高い時期でも、安い時期でも同じ資金額を使って買い続けることで、購入価格が平均化されます。なので、割高な時期にまとめて買い付けてしまうリスクだけは避けられます。
もっとも、株が下落する局面がない場合は、最初に集中投資した方が利益が大きくなりますので、必ずしもドルコスト平均法の方が利益が高くなるわけではありません。ベストの方法ではないけれど、ベターな方法であるといえます。
この方法をおススメしているのが、太田創さん著の下記の本になります。非常に分かりやすくおススメの本になります。
分散投資の方法③:資産の分散
卵は一つのカゴに盛るな
「卵は一つのカゴに盛るな」、これは投資の有名な格言ですね。
投資対象を分散させれば、いずれか1社が倒産したとしても、ダメージを少なくすることができます。
過去にも山一證券・JAL・東芝など信じられない企業も倒産していますので、集中投資は怖いというのが私の考えです。
株以外の資産のパフォーマンスが良いこともある
投資といえば株式投資が最もメジャーで期待利益率も高いですが、債券、REITなど異なる資産を選ぶ方が分散効果が上がります。
例えば、リーマンショックのあった2008年は、株式は軒並み40%以上の下げですが、先進国国債のパフォーマンスがトップで、わずか10%の下落となっています。景気後退時には債券にも投資していた方がパフォーマンスが良くなるという事になります。
株式が長期的に見て最も利益率が高いのは歴史的に明らかですが、値動きの異なる債券やREITに資産を分散することにより、短期的な値下がりリスクを下げることができます。
まとめ
今回は分散投資のメリットとデメリットについてご紹介しました。
確かに「集中投資」の方が高い利益を上げることができます。最近でも中小型株での集中投資で成功した方の著書がよく売れています。
ただ、集中投資は私も投資初心者の時は個別株を2~3社保有していた時は毎日の株価の値動きが気になり、本業の仕事に集中出来なかった事を覚えています。
分散投資は、「ベスト」な方法ではないけど、多くの投資家にとって「ベター」な方法といえますので、今後もやはり「長期・積立て・分散」投資が老後に向けた成功のカギと信じています。
【ベンベンおススメの全世界投資可能な投資商品】
- 楽天全世界株式インデックス
- セゾン・グローバル・バランスファンド
- eMAXIS Slimバランス(8資産均等)
上記3つは私も保有しており、非常に低い信託報酬に対して高いリターンになっていますので、長期保有で落ち着いた気持ちで日々を過ごしたい方には特におススメ商品になります!
私もまだ1100万前後の総資産ですが、夢は大きく「50歳までのセミリタイア」「50歳までに総資産5000万」です!
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以上、ベンベンでした!
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