30代40代が絶対やってはいけない「確定拠出年金」の見直しについてご紹介

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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。

最近では各国政府の金融緩和・コロナウイルスのワクチン接種も始まり、株価が非常に堅調に推移していますね。

私の保有する投資信託・ETFも「自分が投資のセンスがあるんじゃないか!?」と勘違いしてしまう程、含み益が出ていますが、このような状況について今回はどのようなアプローチがよいかについてご紹介します。

30代40代が絶対やってはいけない「確定拠出年金」の見直し

確定拠出年金とは?

確定拠出年金には「企業型DC」(企業型確定拠出年金、別名DC)と、「個人型iDeCo」(個人型確定拠出年金、別名iDeCo)があります。

DCは企業が従業員のために導入する退職金制度で、企業が毎月一定の掛金を拠出し、退職金や年金を準備するものです。対してiDeCoは個人が任意で加入し、自身のために掛金を出して年金づくりをする制度です。

iDeCoは月額5,000円から始められ、自営業者やフリーランスでは月額6万8000円まで、勤務先に企業年金の制度がない会社員では月額2万3000円までなど、上限が決まっています。

掛金をどんな金融商品で運用していくかは、DCでは従業員自身が、iDeCoでは加入者本人が選ぶことになっています。商品の選択肢には、「預金商品」「保険商品」「投資信託」があり、選んだ商品の運用成果によって、将来受け取れる額が決まってきます。

通常、預金の利子や投資信託で得た利益には約20%の税金がかかりますが、DCやiDeCoの運用益は非課税であり、有利な運用ができます。またiDeCoでは掛金が全額、所得から控除されるため、所得税や住民税が安くなるのも大きなメリットですね。

私は企業型DCを最大枠にて運用しているので、iDeCoは運用できません。ただ、この制度は上記のような様々なメリットがある為、資金的に余裕がある方は絶対に活用すべきです。

運用絶好調!「利確」したほうがいい?

今年に入って株価が大きく上昇しているため、「このまま投資信託で運用していて大丈夫?」と思う人もいるようです。DCやiDeCoでは、途中で運用商品を変更することができるので、投資信託を売って利益を確定させ、資金を預金や保険に移した方がいいか、というわけです。

株価上昇でも見直しの必要なし

DCやiDeCoでは、毎月一定の額を投資する、積立投資になる為、株価などが高い時には少なく、安い時には多く買うことになり、高値で多く買ってしまう高値づかみの失敗を避けやすく、価格が安い時にたくさん買えるメリットがあります。

これを「時間分散効果」と言い、投資のリスクを抑えるための重要なポイントです。長期で続けると、平均買付単価が抑えられる効果が期待できると考えられています。

したがって、短期間で利益を確定させていくより、長く続けたほうが、効果が出やすいです。

今後、株価が下がったらどうしたらよいか?

運用で効率的に増やすより、安全性を重視したい、という人でも、55歳くらいまでは利益確定を考えず、投資信託での運用を続けていいと考えられます。この先も、長期でみれば株価が下がる局面はありますが、受取開始となる60歳まで5年あれば、その間に回復することも期待できるからです。

結論:利確するよりもこのまま保有するべき

DC、iDeCoとも、現行では60~70歳の間で受取開始時期を決めることになっていますが、制度改正により、2022年からは、受取開始時期を75歳まで選択できるようになります。

私は全く考えていますせんが、長寿化により、65歳まで働くのは当たり前、できれば70歳、75歳くらいまで、という考え方も広がりつつあり、受取開始時期の選択肢が広がるのも、そうした動きに合わせた措置です。

20~50代前半の人なら、まだまだ先は長く、ここで利益確定するより、もっと長く運用を続けたほうがいいという結論になります。

もちろん、私も継続保有し、お金をゆっくりと育てていきたいと考えています。検討しているのは、2022年の法改正でDCからiDeCoに一部の拠出金額を移すかどうかぐらいですね。

年代によって運用資産の見直しをする必要あり

価格が下落するのが怖いという人や、50代以上で数年後には年金を受け取りたい、という場合は、投資先の変更を考える事も選択肢ですね。

そのような検討をする際には、DCやiDeCoだけでなく、資産全体のバランスをチェックすることが必要ですね。ポートフォリオ全体を考えるですね。

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年齢が高くなるとリスク資産(株式など、元本保証がない資産)の割合が多すぎると感じたら、年齢に応じて徐々に減らしていくのもいいかなと思っています。

私は「120ー自分の年齢=株式保有比率」で資産運用を考えています。

その場合、DCやiDeCoで投資している分はキープして、別に投資している分を整理していくほうが有利になる場合があります。DCやiDeCoは利益が非課税であるため、利益が出やすい商品で運用したほうが、恩恵が受けやすいですね。

【注意】預金や保険での運用はモトがとれない

私の会社で企業型DCを運用している人の約6割が預金もしくは保険で運用しているデータを先日確認し、衝撃を受けたのと上場企業の社員でも金融リテラシーが本当に低いんだなとガッカリしました。

預金や保険での運用では運用益が非課税になるメリットが活かされないので、少なくとも50代前半までは、投資信託を選択し運用資産の最大化を進める方が絶対に有効です。

間違いない!ベンベンおススメ運用商品

積極的に運用したい方

株式関係に70~80%、残りを現金・預金・国債に分散する方法になります。

株式にておすすめは投資信託

  1. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  2. eMAXIS Slimバランス(8資産均等)
  3. 楽天全世界株式インデックスファンド
  4. セゾン・グローバル・バランスファンド

上記4つのなかで、eMAXIS Slim米国株式を50%、残りを楽天全世界株式インデックス30%、eMAXIS Slimバランス10%、セゾン・グローバル・バランスファンドを10%を目安に分散すれば着実に資産も増やす事が可能になると思います。ただ、株式の比率が高いので、下落リスクは高めになります。

私は米国株中心の投資であれば短期的な下落はあっても、中長期的には間違いないと思っています。理由はこの本を読んで確信したからです!

保守的に運用したい方

上記の積極的な運用だと資産減少が不安な方は、株式比率を40%、国債30%、現金・預金30%のポートフォリオであれば下落局面でも資産減少を最小限に出来ます

国債は山崎元先生も勧める「変動10」であればインフレにも対応出来ますし、間違いないです。

株式は米国株が不安な方は上記の商品のなかで、eMAXIS Slimバランスもしくはセゾン・グローバル・バランスファンドの比率を増やす事をおススメします

私は50歳でのセミリタイアの為、資産を増やす必要があるので、積極的な運用をしています。

おかげで現在は順調に資産も増加しており、今後は自社持株会の比率を減らしながら米国株中心を進めていきたいと考えています。

まとめ

今回は30代40代が絶対やってはいけない「確定拠出年金」の見直しについてご紹介しました。

60歳まで引き出せない制度ですので、掛け金拠出前に自分に最も合うポートフォリオ・運用商品を決めたら、後は一年に一回、運用成績を確認し変更したい部分のみ変更する程度で十分だと思います。

確定拠出年金が老後資金の一つの選択肢ですが、これで全てではないので、私はつみたてNISA・米国株ETF定期積立て(SBI証券のみ対応)・TSUMIKI証券(エポスカード)にて別途でつみたて投資を実践しております。

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皆さんも投資方法は人それぞれですが、自分に合った投資方法を自分で考え実践してみて下さい!

老後は自己責任の部分が大きいです。以下の本を参考にしてみて下さい!

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

以上、ベンベンでした!

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