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こんにちは、ロスジェネ世代のベンベンです。
私はこのブログにて「つみたてNISA」「iDeCo」を投資初心者は絶対におススメしていますが、今回はその中でも「つみたてNISA」についてどの商品を選ぶべきかなどをご紹介したいと思います。
投資初心者が「つみたてNISA」 で運用商品をどれを選べばいいか?
つみたてNISAの口座を開いたのは良いのですが、そこから先、恐らく投資初心者の方が迷われるのは「どの投資信託で積み立てればいいの?」ということだと思います。
つみたてNISAは一般NISAと違って、株式やJ-REITの個別銘柄は対象外で、現状では投資信託とETFのみです。
2021年2月末現在、つみたてNISA対象商品は投資信託とETFは合わせて193本です。国内で運用されている投信信託・ETFは約6,000商品ありますが、つみたてNISAは金融庁が様々な視点から厳選し、承認された投資信託・ETFが対象になっており、これだけでも投資初心者が取組みやすいと思います。
下記が金融庁のホームページを見て頂ければと思います。こちらに、つみたてNISAで投資できる投資信託とETFの一覧が掲載されています。
つみたてNISAの対象商品 : 金融庁 (fsa.go.jp)
運用商品を絞り込む方法
どういう観点から積み立てるファンドを絞り込んでいけばよいかを考えていきましょう。
投資未経験者で、つみたてNISAを用いて初めて投資、資産形成にチャレンジするのであれば、世界中の株式市場に分散投資したのと同じ投資効果が期待できるオーソドックスなファンドを選べば間違いありません。
【初心者におすすめしないファンド】
特定の国や地域に投資するファンド
初心者が1本のファンドで積立投資をする場合には不向きになります。分散が効いていないので集中投資リスクを高めるからです。
この手のファンドは複数のリスク資産のポートフォリオを持っている人向けですので、初心者は出来るだけ避けるようにしましょう。
ターゲットイヤー型ファンド
運用期間が経過すると自動的にリスク資産への投資比率を下げてくれるので、一見すると便利なように見えるのですが、投資比率を下げたタイミングでマーケットが堅調に推移した場合、そのリターンを取り損ねる恐れがあります。自分で投資比率を考える方が望ましいと思います。
複数の資産クラスに分散投資したファンド
一見するとリスク分散という観点で正しい選択のようにも見えるのですが、価格変動リスクは預貯金の比率を上げれば軽減できますし、持ち家に住んでいる人はすでに不動産のアセットを持っていますので、分配金を多く頂くことを重視している人以外はREIT(不動産投資信託)に投資する必要はないかなと思います。
債券型ファンド
ポートフォリオに債券を組み入れるのは、基本的にはポートフォリオの価格変動リスクを軽減するためです。これは現預金を一定額保有することで代替できるので、つみたてNISAに組み入れる必要はないかなと考えます。
また、投資信託には指数連動型のインデックスファンドとプロが運用するアクティブファンドがありますが、初心者は信託報酬が少ないインデックスファンドを選択すれば大丈夫です。
上記4点を満たしているファンドはつみたてNISA対象商品でも20商品程度になります。
ここから選択すれば間違いないと考えています。
つみたてNISA運用商品選択時の注意点
つみたてNISAは一度解約すると、その枠は二度と使えません。それは積み立てている投資信託が繰上償還措置を取った時も当てはまります。
何が言いたいかというと、繰上償還されるリスクが出来るだけ小さいファンドを選ぶ必要があります。
そのためには、現在の純資産総額が100億円以上あり、かつ継続的に資金が流入しているものを選ぶのが無難です。
間違いない!つみたてNISA運用商品
純資産総額が100億円以上で、かつ1年間継続して資金純増となっているファンドでは以下の6点を選んでおけば問題ありません。
- 「eMAXIS slim米国株式(S&P500)」(三菱UFJ国際投信)
- 「eMAXIS slim全世界株式(オールカントリー)」(三菱UFJ国際投信)
- 「eMAXIS 全世界株式インデックス」(三菱UFJ国際投信)
- 「つみたて先進国株式」(三菱UFJ国際投信)
- 「SBI全世界株式インデックスファンド」(SBIアセットマネジメント)
- 「三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)
上記の6本ともに運用資産も増えており、信託報酬も低いインデックスファンドです。
まとめ
今回は投資初心者向け「つみたてNISA」で 運用商品をどれを選べばいいか?についてご紹介しました。
投資経験者で他にもさまざまな資産クラスに分散投資している場合は、必ずしもこの方法に沿う必要はありません。自分のポートフォリオを改善させるために、たとえば日本株のアクティブファンドで積立投資するのもひとつの手です。
でも、投資経験が全くなく、つみたてNISAの申し込みを機会に投資を始めるなら、まずはベースとなるリスク資産を持つべきです。それは奇をてらったものである必要はなく、「世界中の株式に分散投資する」というオーソドックスなタイプを1本持てば十分です。
つみたてNISAは月の積立金額さえ決めてしまえば、「ほったらかし」で投資が出来るうえに20年の運用期間終了後に売却した投資信託の売却益に税金(20.315)%がかからないという大きなメリットがあります。
今回の記事を参考に投資初心者がつみたてNISAを始めるきっかけになればうれしいです!
また、つみたてNISAは2024年に改正される予定です。改正内容をまとめた記事を過去に投稿していますので、こちらも参考にして頂ければと思います。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。
以上、ベンベンでした!
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