48歳会社員・総資産5,800万円の資産配分|50代退職に向けて考えていること

FIRE計画・ライフプラン

48歳会社員、年収は約1,000万円。

総資産は約5,800万円になりました。

こう書くと、かなり余裕があるように見えるかもしれません。

でも実際には、住宅ローンがあります。
子どもの教育費もあります。
親の介護のこともあります。
そして、2030年ごろの退職を目指しているため、
単純に「5,800万円あるから安心」とは言えません。

最近、私が強く感じているのは、資産額そのものよりも
資産の中身が大事
だということです。

同じ5,800万円でも、現金が多い人と投資資産が多い
人では、不安の種類がまったく違います。

現金が多ければ、すぐに使える安心感があります。
一方で、資産を増やす力は弱くなるかもしれません。

投資資産が多ければ、資産が増える可能性はあります。
一方で、相場が下がれば総資産も大きく減ります。

私の場合は、かなり投資寄りの資産配分です。

現金・預金・生活防衛資金は、総資産の約3%前後。

金額にすると、約170万〜200万円程度です。

総資産5,800万円と聞くと、現金がたくさんあるように見える
かもしれませんが、実際には大部分を投資に回しています。

今回は、48歳会社員である私が、50代退職に向けてどのように
資産配分を考えているのかを整理します。

総資産5,800万円でも、すぐ使えるお金は多くない

総資産5,800万円という数字だけを見ると、
かなり安心感があります。

私自身も、ここまで資産が増えたことは
大きな節目だと感じています。

ただ、実際に内訳を見ると、すぐに使える
現金は多くありません。

私の資産は、主に以下のようなものに分かれています。

・投資信託
・新NISA
・米国ETF
・米国個別株
・日本株
・勤務先株式
・企業型DC
・債券ETF
・現金、預金

このように、総資産の大部分は投資資産です。

つまり、相場の影響をかなり受けます。

・米国株が下がれば、資産額は減ります
・円高になれば、円換算の資産額も減ります
・個別株が下がれば、数十万〜数百万円単位で動くこともあります

総資産5,800万円という数字は心強いです。

ただし、その中身を見ると、安心だけではなく不安もあります。

現金比率は約3%前後

私の場合、現金・預金・生活防衛資金は総資産の約3%前後です。

金額にすると、約170万〜200万円程度です。

正直、かなり少ないと思っています。

退職後の生活費を月35万円、年間420万円と考えると、
現金200万円前後では生活費の半年分にも届きません。

会社員として毎月の給料がある今なら、この現金比率
でも何とか生活を回せます。

でも、退職後に毎月の給料が止まった状態で、
この現金比率のままではかなり不安です。

では、なぜ今は現金比率を低めにしているのか。

理由は、まだ会社員としての入金力があるからです。

・毎月、給料が入る
・賞与もある
・住宅ローンを払いながら投資もできる
・相場が下がっても、給料から積立を続けられる

この会社員の入金力は、本当に大きいです。

だから私は、現役中は現金を厚く持ちすぎるより、
投資に回して資産を育てることを優先
してきました。

資産配分で意識していること

私が資産配分で意識しているのは、商品ごとに
役割を分けること
です。

投資信託は、長期資産形成の土台です。

オルカンやS&P500、NASDAQ100などは、
将来の資産成長を期待して保有しています。

米国ETFは、成長資産と配当資産の両方の役割があります

VTIのように米国株全体に投資するものもあれば、
VYMやSCHDのように配当を意識したものもあります。

米国個別株は、成長期待のサテライトです。

ただし、個別株は値動きが大きいため、50代退職を
考えるなら増やしすぎには注意が必要です。

日本株は、円建て配当を意識した資産です。

退職後の生活費は円で支払うため、米国株や米国ETF
だけではなく、日本株や日本高配当系の投資信託も
必要だと考えています。

企業型DCは、60歳以降の老後資金です。

総資産には含めていますが、50代前半で退職する
場合、すぐに使えるお金ではありません。

ここはかなり重要です。

資産額だけを見ると大きく見えても、使える時期が
違うお金があります。

・退職直後から使えるお金
・60歳以降に使える企業型DC
・65歳以降の公的年金

このように、時間軸を分けて考える必要があります。

50代退職に向けて、今の資産配分のままでは不安

現時点では、私はかなり投資寄りの資産配分です。

これは、会社員としての給料がある今だから
できている配分です。

ただし、2030年ごろの退職を目指すなら、
このままでは不安があります。

一番の不安は、現金比率が低いことです。

現金が少ない状態で退職すると、退職直後の税金や
社会保険料の負担が重く感じる可能性があります。

会社員時代の所得をもとに住民税や健康保険料が
決まるため、収入が減っても支払いがすぐ軽く
なるわけではありません。

このタイムラグはかなり怖いです。

また、退職直前に相場が大きく下がるリスクもあります。

米国株が下がる。
円高になる。
高配当株が減配する。
個別株が大きく下がる。

こうしたことは普通に起こります。

もし退職直前に資産が大きく減れば、退職時期そのものを
見直す必要が出てくるかもしれません。

だからこそ、50代退職に向けては、今後少しずつ資産配分を
変えていく必要がある
と感じています。

今後増やしたい資産

今後、私が増やしたいと考えているのは、主に3つです。

1つ目は、配当資産です。

退職後は、毎月の給料がなくなります。

そのため、配当金や分配金があると、
精神的な安心感につながります。

もちろん、配当金は保証されません。

減配もあります。

それでも、生活費の一部を配当金でまかなえるように
なると、取り崩しへの不安は少し減ります。

私の場合、退職後の生活費は月35万円、
年間420万円を目安にしています。

仮に税引き後の配当金が年間120万円あれば、
生活費の約3割をカバーできます。

年間150万円なら、約36%です。

この水準まで配当金を増やせると、かなり安心感が
変わると思っています。

2つ目は、現金・安全資産です。

今の現金比率は低すぎるため、退職が近づくにつれて
現金を増やす必要があります。

退職前には、少なくとも生活費1〜2年分の現金や安全資産を持ちたいです。

月35万円で考えると、1年分で420万円。
2年分で840万円です。

現時点の現金170万〜200万円と比べると、
かなり増やす必要があります。

3つ目は、円建て資産です。

米国株や米国ETFは魅力的ですが、為替リスクがあります。

退職後の生活費は円で払うため、日本高配当株や
日本高配当系の投資信託も増やしていきたい
です。

今後減らしたい資産

一方で、今後少しずつ減らしたい資産もあります。

まずは、勤務先株式です。

会社員として給与をもらっているうえに、資産まで
勤務先株に偏ると、会社への依存度が高くなりすぎます。

勤務先への感謝はあります。

ただ、資産形成では分散が大事です。

そのため、持株会や勤務先株式は、貯まったタイミング
で売却し、新NISAやETFへ移していく方針です。

次に、個別株とテーマ投資です。

個別株は夢があります。

大きく増える可能性もあります。

ただ、50代退職を考えるなら、銘柄数を増やし
すぎるのは危険です。

退職後は、管理しやすく、値動きに振り回され
にくい資産構成にしたいです。

そのため、将来的には個別株をかなり絞り、投資信託・
ETF・高配当資産を中心にしていきたいと考えています。

2030年ごろの退職に向けた資産計画

私の目標は、2030年ごろの退職です。

年齢でいうと、53歳前後になります。

退職時の金融資産目標は、8,500万円〜9,500万円です。

そこに退職金約1,000万円が加われば、かなり
大きな安心材料になります。

ただし、退職金があるから安心というわけではありません。

退職してから65歳の年金開始までには、約12年あります。

年間生活費を420万円とすると、12年で約5,040万円です。

この期間を、配当金、取り崩し、退職金、副業収入、
企業年金などでつないでいく必要があります。

特に大事なのは、退職直後から60歳までの期間です。

企業型DCや企業年金は、すぐに自由に使える資産ではありません。

だからこそ、退職前には課税口座、新NISA、現金、
配当資産のバランスを整えておく必要があります。

資産配分は「完成形」ではなく、これから修正していくもの

今回、総資産5,800万円の資産配分について整理しました。

ただ、今の配分が完成形だとは思っていません。

むしろ、これから修正していく段階です。

現役中は、成長資産を中心に資産を増やす
・退職が近づいたら、配当資産・現金・債券を増やす
・退職後は、配当金と取り崩しを組み合わせる

この流れが、今の私には現実的だと感じています。

ざっくりしたイメージとしては、

・現役中は、成長資産70%前後、配当資産20〜30%、現金・債券3〜10%。

・退職前は、成長資産50〜60%、配当資産30〜40%、現金・債券10〜20%。

・退職後は、配当資産、債券、現金をさらに厚めにする。

このような形です。

大切なのは、年齢や退職時期に合わせて資産配分を変えていくことだと思っています。

まとめ

48歳会社員、総資産5,800万円。

数字だけ見ると、かなり大きな資産に見えるかもしれません。

でも中身を見ると、現金は少なく、大部分は投資資産です。

この配分ができているのは、会社員として毎月の給料があるからです。

ただし、2030年ごろの退職を目指すなら、
今のままでは不安もあります。

今後は、配当資産、現金、債券、円建て資産を少しずつ
厚くしていく必要があります。

総資産5,800万円はゴールではありません

50代退職に向けて、資産の中身を整えるスタート地点です。

感覚ではなく、数字で判断する。

これからも会社員収入がある今を活かしながら、退職後に
困らない資産計画を作っていきたいと思います。

なお、具体的な投資信託・米国ETF・米国個別株・日本株・
企業型DC・現金比率、2030年までの売却・追加方針に
ついては、note有料記事で詳しく整理しています。

「総資産5,800万円の人が、実際にどんな資産配分で
50代退職を考えているのか」を知りたい方は、
そちらも参考にしていただけるとうれしいです。

▼note有料記事はこちら

https://note.com/vivid_curlew8867/n/n22f7e8dc4167

※この記事は、私自身の資産配分や退職計画に関する考えを
整理したものです。
特定の金融商品をすすめるものではありません。
投資には元本割れのリスクがあり、運用成果や配当金は
将来保証されるものではありません。
最終的な判断は、ご自身の家計、年齢、家族構成、
退職時期、リスク許容度に合わせて行うことが大切です。

合わせて読んでいただければうれしいです