2026年5月時点で、わが家の総資産は約5,750万円になりました。

もちろん、これは現時点の評価額であり、相場が
下がれば減る可能性もあります。
それでも、40代後半の会社員としてここまで資産を
積み上げられたことは、自分にとって大きな節目
だと感じています。
ただ、
最初から資産形成が順調だったわけではありません。
自宅購入、住宅ローン、教育費、老後資金、親のこと。
40代になると、お金について考えることが一気に増えます。
私自身、2017年に自宅を購入したことをきっかけに、
お金について真剣に考えるようになりました。
それまでは、なんとなく貯めて、なんとなく
使っていた部分もあります。
今振り返ると、資産形成で大切だったのは、
特別な投資商品を当てることではなく、
日々のお金の習慣を整えることでした。
今回は、総資産5,750万円まで増やして感じた
「やってよかったお金の習慣」を5つに分けて整理します。
特定の金融商品をすすめる内容ではなく、
40代会社員としての実体験と考え方の記録です。
1. 毎月の資産額を記録する
最初にやってよかったのは、毎月の資産額を記録することです。
私は、持株会、日本株、米国株、ETF、新NISA、
企業年金、現金などをExcelで管理しています。
正直、最初は面倒でした。
ただ、毎月記録することで、自分の資産がどのように
増減しているかが見えるようになりました。
資産が増えた月は、何が要因だったのか。
相場のおかげなのか。
入金の効果なのか。
逆に減った月は、どの資産が下がったのか。
この確認を続けることで、感覚ではなく数字で
判断できるようになりました。
資産形成では、短期的な上下に一喜一憂
しすぎないことが大切だと思います。
そのためにも、長期の推移を見える化する
ことはかなり効果がありました。
総資産5,750万円という数字も、
突然できたものではありません。
毎月の積み重ねを記録してきたからこそ、
今の位置が見えるようになったと感じています。
2. 固定費を放置しない
次に大きかったのが、固定費を放置しないことです。
総務省の家計調査では、
2025年の二人以上世帯の消費支出は
月314,001円とされています。
年間にすると約377万円です。
もちろん、実際の支出は家庭によって違います。
住宅ローン、教育費、車、保険、通信費などに
よって大きく変わります。
ただ、40代会社員の家計では、毎月30万円前後、
あるいはそれ以上の支出があっても不思議ではありません。
私自身も、資産形成を考える中で、投資より先に
固定費を見る重要性を感じました。
通信費、保険料、サブスク、車関連費、住宅ローン。
これらは毎月自動的に出ていくお金です。
たとえば、月1万円の固定費を下げることが
できれば、年間12万円。
10年で120万円です。
月3万円なら、年間36万円。
10年で360万円です。
これは、投資で大きな利益を狙うよりも
再現性が高い改善だと思います。
節約を我慢大会にする必要はありません。
ただ、なんとなく払い続けている支出を見直すことは、
40代からの資産形成ではかなり重要だと感じています。
3. 新NISAを無理なく続ける
3つ目は、新NISAを無理なく続けることです。
金融庁の新NISA制度では、年間投資枠が
最大360万円に拡大されています。
つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて
活用できるため、長期の資産形成には非常に
使いやすい制度だと感じています。
私の場合、新NISAではオルカン、NASDAQ100、
高配当系の投資信託などを組み合わせています。
・オルカンは世界分散
・NASDAQ100は成長性
・高配当系は将来の分配金や取り崩しを
意識した部分です。
ただし、これは私自身の考え方であり、
誰にとっても正解というわけではありません。
大切なのは、自分のリスク許容度に合った形で
続けることだと思います。
投資は、続けられなければ意味がありません。
相場が良いときだけ強気になり、下がったときに
やめてしまうと、長期の資産形成は難しくなります。
私自身、今後も相場の下落は必ずあると思っています。
だからこそ、無理な金額ではなく、家計全体を
見ながら続けられる範囲を意識しています。
4. 教育費と老後資金を同時に見る
4つ目は、教育費と老後資金を同時に見ることです。
40代会社員にとって、教育費はかなり大きなテーマです。
文部科学省の「令和5年度子供の学習費調査」では、
公立と私立で学習費に大きな差があることが示されています。
進路によって、家庭の負担は大きく変わります。
塾代、受験費用、入学金、授業料、通学費。
大学進学で自宅外通学になれば、仕送りも必要に
なるかもしれません。
一方で、老後資金も後回しにはできません。
日本年金機構によると、
令和8年度の標準的な厚生年金額は、
夫婦2人分で月237,279円とされています。
仮に老後の生活費が月30万円なら、
年金との差額は月約6.3万円。
年間では約76万円です。
20年なら約1,500万円、
30年なら約2,300万円の不足になります。
教育費だけを優先しすぎると、老後資金が不安になります。
老後資金だけを優先しすぎると、子どもの進路の
選択肢を狭めてしまうかもしれません。
だからこそ、どちらか一方ではなく、
家計全体で見ることが大切だと思っています。
私自身も、教育費を大切にしたい気持ちはあります。
ただ、自分たちの老後を後回しにしすぎることも避けたいです。
このバランスを考えるようになったことは、
資産形成を続けるうえでかなり大きかったです。
5. 資産額だけで判断しない
最後にやってよかったのは、資産額だけで判断しないことです。
総資産5,750万円という数字は、正直うれしいです。
ただ、この金額になっても不安が消えたわけではありません。
なぜなら、資産額だけではサイドFIREの可否は
判断できないからです。
・毎月いくらで暮らせるのか
・住宅ローンはどれくらい残っているのか
・教育費はいつ必要になるのか
・老後の不足額はいくらか
・退職後にどれくらい働くのか
これらを見ないまま、資産額だけを見ても判断できません。
たとえば、生活費が月40万円なら年間480万円。
月25万円なら年間300万円です。
差額は年間180万円。
10年で1,800万円です。
この差は、資産額以上に大きな意味を持つと思います。
だから最近は、「いくら持っているか」だけでなく、
「いくらで暮らせるか」をかなり重視しています。
資産形成の目的は、ただ数字を大きくすることではありません。
・家族の生活を守ること
・教育費を準備すること
・老後の不安を小さくすること
・将来の働き方を選べる状態に近づけること
そのために、お金を整えているのだと思います。
まとめ:特別なことより、地味な習慣の積み重ね
総資産5,750万円まで増やして感じるのは、
資産形成に必要なのは特別な才能ではなく、
地味な習慣の積み重ねだということです。
・毎月の資産額を記録する
・固定費を放置しない
・新NISAを無理なく続ける
・教育費と老後資金を同時に見る
・資産額だけで判断しない
どれも派手なことではありません。
ただ、この積み重ねが、少しずつ
資産形成の土台になってきたと感じています。
もちろん、今後も相場は上下します。
資産が減る時期もあると思います。
教育費や住宅ローン、老後資金の不安も残っています。
それでも、感覚ではなく数字で確認しながら、
無理のない形で続けていきたいです。
資産形成は、短距離走ではなく長距離走です。
40代会社員として、これからも生活費、教育費、
老後資金、働き方を現実的に考えながら、
2030年4月のサイドFIREに向けて準備を続けていきます。
※この記事は、個人の資産形成記録と一般的な
情報提供を目的としたものです。
特定の金融商品や投資方法をすすめるものではありません。
投資には元本割れのリスクがあります。
実際の判断は、ご自身の収入、家族構成、生活費、
リスク許容度に合わせて無理のない範囲で行ってください。




